読売ジャイアンツで長く親しまれた左腕、宮本和知さん。
引退後のいまも、野球解説やテレビの仕事で変わらぬ明るさを振りまき、画面越しにふっと場を和ませてくれます。
飾らない笑顔と歯切れのいい語り口――あの頃のマウンドさながらに、視線を集める人です。
宮本和知の基本情報
宮本さんは1964年2月13日、山口県下関市生まれ。
下関工業高を卒業後、川崎製鉄水島で腕を磨き、1984年のドラフトで巨人に3位指名。
左投左打の投手として一軍のローテーションを支え、通算287試合で66勝、4セーブ、防御率は3.60。
整ったルックスと人懐っこいキャラクターもあって、球場でもテレビでも“愛され枠”でした。
項目 | 内容 |
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氏名 | 宮本 和知(みやもと かずとも) |
生年月日 | 1964年2月13日 |
出身 | 山口県下関市 |
身長/体重(現役時) | 178cm/77kg |
投打/ポジション | 左投左打/投手 |
ドラフト | 1984年・読売ジャイアンツ3位 |
通算成績 | 287試合/66勝62敗4S/防御率3.60 |
最終学歴 | 山口県立下関工業高等学校 → 川崎製鉄水島(社会人) |
現在の肩書 | 野球解説者・タレント/ジャイアンツ女子チーム監督 |
家族 | 妻(嫁)・奈緒子さん、娘2人 |
輝かしい野球人生と引退後の活躍
キャリアの中で忘れがたい場面はいくつもあります。
1984年にはロサンゼルス五輪に出場(金メダル)。プロ入り後は1989年、1990年と立て続けに胴上げ投手を務め、チームの優勝に大きく貢献しました。
引退後は自然体の語りで解説者に。的確な配球の読み解きと、専門用語に寄りかからない説明が評判で、バラエティ番組でも存在感を発揮します。
2019年から2021年にかけては巨人の一軍投手総合コーチとして現場に戻り、2023年からはジャイアンツ女子チームの監督も務めています。野球の裾野を広げる活動に、現役時代とはまた違う熱を感じます。
年/時期 | 出来事 |
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1984年 | ロサンゼルス五輪に出場(金メダル)、同年ドラフトで巨人3位指名 |
1989年 | セ・リーグ優勝・日本一に貢献(胴上げ投手) |
1990年 | セ・リーグ優勝で胴上げ投手 |
現役引退後 | 野球解説・タレントとして活動開始 |
2019〜2021年 | 巨人一軍・投手総合コーチ |
2023年〜 | ジャイアンツ女子チーム・監督 |
葉山の豪邸とセレブな生活
私生活も注目の的です。拠点は神奈川県の葉山町。海に寄り添う街で、白を基調とした三階建ての邸宅に暮らしていることが報じられています。
大理石の床、ゆったりしたサウナやワインセラー、そして自宅と行き来できるエステサロンの導線――ディテールの一つひとつに、海辺の時間をていねいに楽しむ姿勢がにじみます。
もちろん住所などの具体情報は非公開。華やかさが語られる一方で、生活の核は家族だという点にブレはありません。
妻(嫁)・奈緒子さんのプロフィール
支え合ってきたのが、妻の奈緒子さん。伝統ある舞踊の家に生まれ、幼いころから日本舞踊に親しんできました。
1998年には「ミス・アジア・パシフィック」の日本代表として出場。現在は葉山で「Lotus Hayama」というビューティーサロンを切り盛りしています。
凜としたたたずまいの裏に、しなやかな芯の強さ。ご家族のエピソードとしては、奈緒子さんの父上が日本舞踊界で要職を務め、著名な政治家に所作を指導したことがあるという話も伝わっています。
項目 | 内容 |
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名前 | 宮本 奈緒子 |
来歴 | 舞踊家の家系に育つ。幼少期から日本舞踊を習得 |
受賞・活動 | 1998年「ミス・アジア・パシフィック」日本代表として出場経験 |
現在の仕事 | ビューティーサロン(Lotus Hayama)オーナー。自宅に隣接するサロン動線あり |
家族エピソード | 父は日本舞踊の要職にあり、著名政治家に舞踊を指導したことがある |
家族の絆と今後の展望
宮本和知さんは、妻の奈緒子さん、そしてふたりの間には娘さんが二人。
SNSに上がる家族写真には、肩を寄せ合う笑顔が多い。娘さんたちはスポーツにも熱心で、父ゆずりの運動神経をのびのびと発揮しているそうです。
宮本さんは仕事の合間を縫って家族の時間を確保し、ハレとケのバランスを上手に整えている――そんな印象を受けます。
プロのマウンドで見せた勝負強さ。解説席でのわかりやすさ。
家庭での穏やかな顔。どれもが宮本和知という人の地続きで、役割が変わっても核は変わらない。
野球人としての矜持と、家族を大切にする姿勢。その両輪で、これからも多くの人の背中を押していくはずです。
まとめ
- 宮本和知さんは、巨人の左腕として優勝に貢献し、引退後は解説・タレントとして活躍。
- 女子野球の監督として育成にも尽力。
- 葉山の海辺での上質な暮らしや、名門の家系に育つ妻・奈緒子さんとの家庭も注目。
- 明るい人柄と家族を大切にする姿勢は、多くの人に愛されています。


